【続】情報発信のポイントはユーザー目線
前回の投稿で「情報発信のポイントはユーザー目線」とのお話をしましたので、
今回は続編として情報発信の具体的な方法論について書いていきます。
具体的な方法論と言ってもいろいろとあるため、ひとつの参考例として見ていただけたらと思います。
ニーズに応える
方法論の話を進める前に一度立ち止まって考えたいことがあります。
それは「そもそも、なぜ人は情報を必要としているのか」について。
困りごとがあるから、ほしい物があるからなど、理由は人それぞれですが基本的には自分のために情報を探しているんですね。
このように人は何かを解決する(得る)ために情報を必要としていることを理解できれば、情報発信のあり方が変わってくると思っています。
ウェブサイト上で情報発信をするときは、画面の向こうに相手がいることを忘れないようにしましょう。
では情報発信の具体的な方法論とは。
ブログなどで発信する場合として、ひとつ例をあげてみます。
発信者:スーパーの商品管理担当者
記事テーマ:紫色のブロッコリーの紹介
想定顧客:旬の野菜を探している人
記事概要:紫色の理由/含有栄養素/味
補足:オススメ料理の紹介
なぜ、記事のテーマがブロッコリーなのか。理由は少し前にTwitterでブロッコリーネタのツイートを見たからで特に深い意味はございません。あくまでも一例です。
投稿内容はこのような感じにします。
▼リード文
「みなさんは紫色のブロッコリーを食べたことはありますか?紫色のブロッコリーはポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富なんです。アントシアニンはブロッコリーが寒さから身を守るためにつくられます。そのため糖分もたくさん出ているので緑色のブロッコリーより甘味があるんです。ぜひ一度味わっていただきたい、今が旬の紫色のブロッコリーをご紹介します」
▼目次
・紫色の理由
・アントシアニンが豊富
・甘味があって食べやすい
本文まで細かく書いていくと長くなるので割愛しますが、実際に本文は目次に沿って書いていきます。
とまぁザックリこんな感じの内容です。
一通り書いたらオススメ料理のご紹介もお忘れなく。想定ユーザーは旬の野菜を探している人なので、食材を購入した後の動きも考えておきましょう。
ポイントは、「旬の野菜がほしいなー」というニーズに対して「今が旬の紫色のブロッコリーがありますよー」といった感じで情報発信をすること。
今回は食材を例にしましたが、実際にはみなさんのお仕事にあてはめてみてください。
おわり
具体的な方法論だったのかどうか定かではありませんが、ブログなどでの情報発信は文章の構成やキーワードの入れ方、言葉選びも大きく関わってきます。もちろん文章術を身に付けることも大事ですが、何よりもユーザーが求めることに対して自分たちが提供できる情報を発信することが重要です。
このことを忘れないようにコツコツと情報発信を続けて、ユーザーとコミュニケーションをとっていきましょう。
ウェブサイト上で情報発信をする時間がない方や、どのようにすればいいのかわからない方はお気軽にご相談ください。
わたしたちがサポートいたします。