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【Illustrator】ターンテーブルで3DをAI生成して遊んでみた

2025.09.01 : Shirakata Fuka
Design

「製品を360度見せたい」「ロゴを立体的に動かしたい」─そんなニーズに応えてくれるのが、Illustratorのベータ版に搭載されている ターンテーブル機能 です。最近話題のターンテーブル機能で、さっそく遊んでみました。

ターンテーブル機能とは?

ターンテーブル機能は、オブジェクトを360度回転させた複数の画像を自動生成できる機能です。

本来であれば、角度を変えて一枚ずつ作業する必要がありますが、ターンテーブルを使えば数クリックで全フレームを一気に作成できます。

作成した画像は以下のように活用できます。
ECサイトの商品ビュー(360度回転表示)
GIFや動画でのロゴアニメーション
プレゼン資料での立体的な演出

ターンテーブルを使ってみた

ナナサンのロゴを使ってGIFアニメーションを作ってみます。

1. オブジェクトを用意

Illustratorで回転させたいオブジェクトを配置します。
(例:製品イラスト、立体的なロゴなど)

2. ターンテーブルを選択

上部メニューから
[効果] → [3Dとマテリアル] → [ターンテーブル]
を選択します。

3. 回転軸や角度を設定

  • 回転軸(X/Y/Z)を選択
  • ステップ数(生成するコマ数)を指定
  • プレビューで回転アニメーションを確認

4. 書き出し

フレーム画像をまとめて書き出し、GIFや動画に変換すれば完成です。めちゃくちゃ簡単に3Dアニメーションが作れてしまった。


キャラクターのイラストにも使える

キャラクターのベクターイラストでもやってみます。

タッテヨイ博士を実験台に…

いい感じに生成してる!真正面から見たら博士こんな感じなのか…!

まとめ

他のソフトと連携することでよりリッチなアニメーションに発展することも可能です。ターンテーブルは「3D的な見せ方を簡単に実現する」強力なツールです。デザイナーにとっても作業効率UPだけでなく、表現力の幅を広げるツールとしても活用できそうです。

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