【Illustrator】ターンテーブルで3DをAI生成して遊んでみた
「製品を360度見せたい」「ロゴを立体的に動かしたい」─そんなニーズに応えてくれるのが、Illustratorのベータ版に搭載されている ターンテーブル機能 です。最近話題のターンテーブル機能で、さっそく遊んでみました。
ターンテーブル機能とは?
ターンテーブル機能は、オブジェクトを360度回転させた複数の画像を自動生成できる機能です。
本来であれば、角度を変えて一枚ずつ作業する必要がありますが、ターンテーブルを使えば数クリックで全フレームを一気に作成できます。
作成した画像は以下のように活用できます。
・ECサイトの商品ビュー(360度回転表示)
・GIFや動画でのロゴアニメーション
・プレゼン資料での立体的な演出
ターンテーブルを使ってみた
ナナサンのロゴを使ってGIFアニメーションを作ってみます。
1. オブジェクトを用意
Illustratorで回転させたいオブジェクトを配置します。
(例:製品イラスト、立体的なロゴなど)

2. ターンテーブルを選択
上部メニューから
[効果] → [3Dとマテリアル] → [ターンテーブル]
を選択します。
3. 回転軸や角度を設定
- 回転軸(X/Y/Z)を選択
- ステップ数(生成するコマ数)を指定
- プレビューで回転アニメーションを確認
4. 書き出し
フレーム画像をまとめて書き出し、GIFや動画に変換すれば完成です。めちゃくちゃ簡単に3Dアニメーションが作れてしまった。

キャラクターのイラストにも使える
キャラクターのベクターイラストでもやってみます。


まとめ
他のソフトと連携することでよりリッチなアニメーションに発展することも可能です。ターンテーブルは「3D的な見せ方を簡単に実現する」強力なツールです。デザイナーにとっても作業効率UPだけでなく、表現力の幅を広げるツールとしても活用できそうです。