最近読んだ本たち
ホームページ制作をメインに仕事をしていると、どうしても日々パソコンやスマートフォンなどデジタルな世界に浸りがち。
そしてその中で先人たちのブログを読んでみたり、まとめサイトを見てみたり…といくらでもインプットは出来るし、出来ている気になってしまうのですが…やっぱり「本」って信頼性が凄いですよね。
著者の方が一つのテーマで読者に伝えたいことをひたすらに伝えてくれる、ネット上の断片的な情報とは一線を画したものなのではないかと思います。
というわけで私もそこそこなキャリアになってきたとはいえ、お勉強させていただいている本たちの中からピックアップしてご紹介。
ブランディングデザインの教科書
ブランディングデザイナーであり、株式会社エイトブランディングデザイン代表の西澤明洋氏の著書。
「ブランディングは伝言ゲーム」というワードの真意は本書を読んでいただくと分かるのですが、「ブランディング」とは何であるか、「売る」ことや「伝える」ことについて…etcが書かれています。
商品やコンテンツが「良い」だけでは売れないこの時代、「デザイン」が担う役割とは?を考えさせられる一冊です。
我々はブランディングそのものに関わることは多くありませんが、プロジェクトに対する理解、クライアントの企業に対する理解の重要性はホームページ制作にしても同じ。
実例も交えながら、その理解を更に深める方法を学べる良書です。
わかる!使える!デザイン
株式会社onehappy代表、小杉幸一の著書です。SUZUKI「HUSTLER」、YMOの「YMO40」、PARCO「パルコアラ」などなどを手がけられたアートディレクター。
『「デザイン」がもはや専門性のあるもの(だけ)でなく「共通言語」である』という前置きから、「コミュニケーション人格」のデザインという流れにかなりシビれました…
デザインの「良し悪し」を判断する基準というか、そもそもの根本が見えるようになる一冊かと思います。
まとめ
たった2冊ですが、ご紹介させていただきました。
どちらもデザイナーとして読んだというより、デザイン(デザイナー)を使う立場に立って読んだような感覚があります。
経営者であったりブランドや商品を動かしている方、ディレクターの方など、「自分はデザインに関係ない」とか「デザイナーに任せる」と思われている方にも是非オススメの本です。
こういう本を読むと、ブランドにせよホームページにせよ、関わる人達みんながチームとして動かなければきっと良いものは作れないんだろうなと思います。
というわけで、何かもうデザインとかよくわからん、どうしたらいいかわからん、的な方々。是非弊社へご相談ください。ホームページを主軸として、最適なご提案をさせていただきます!