ブログ

Photoshop2026の新機能が凄い!

2025.11.27 : Ishida Ai
Design

Photoshop 2026がついにリリースされましたね。
SNSでも話題になっていて、すでに多くのクリエイターが新機能を試しているようです。

今回のアップデートでは、生成AI関連の機能が大幅に進化しました。
正直、使ってみて「これはもう新しい表現の時代が来たな」と感じるほどのレベルです。

この記事では、Photoshop 2026で追加・強化された注目の機能を、いくつかピックアップしてご紹介します。

■ 生成アップスケール

小さめの写真 を大きく引き伸ばすと、普通ならエッジがぼやけたり、金属部分の質感が失われたりしますよね。しかし生成アップスケールではその弱点がほぼ解消されます。

AIが不足している細部を“ただ拡大する”のではなく、新しく描き足しながら自然に高解像度化してくれるため、ホイールの輝きやボディの反射、ライト周辺の細かなディテールまでリアルに復元。
ブログ内の車の例でも、元画像よりもシャープな金属光沢や窓の写り込みが生成されており、まるで最初から高解像度で撮影していたかのようなクオリティに仕上がっています。

■「被写体を選択」の精度

Photoshopの定番機能「被写体を選択」も2026で大幅にアップデートされています。
今回のAIは、髪の毛の細かいエッジ、布の透け感、反射部分の境界線など、複雑な形状をより正確に切り出せるようになりました。選択範囲の精度が一段階上がったことで、「切り抜き」の後処理がほとんど不要になりました。
SNSでも「もう合成のストレスが消えた」「手作業の時代が終わった」と話題です。

■ 調和

これまでも色調補正・ライティングの調整を組み合わせれば、合成画像を自然に馴染ませることができましたが、手作業だとどうしても時間がかかっていました。

調和機能は、AIが背景と被写体の光・影・色味を解析し、自動で全体の雰囲気を一致させてくれるというもの。
特に生成AIで追加したオブジェクトや、別の写真素材を合成した際に効果を発揮します。

  • 影の方向がズレていても自動で修正
  • 被写体の色温度を背景に合わせて最適化
  • 明暗の差異を自然に統合
  • “浮いて見える問題”がほぼゼロに

これまで10〜20分かけていたレタッチが、ワンクリック・数秒で完了するため、作業効率が一気に変わります。
デザイン・写真合成の現場では間違いなく重宝されるアップデートです。

■ 生成塗りつぶし

もう一つ大きな話題となっているのが、「外部モデル対応の生成塗りつぶし」 です。
これまではAdobe Fireflyをベースとした生成塗りつぶしが中心でしたが、2026では ユーザーが任意の外部生成モデルを選択して利用できる ようになりました。

背景・人物・車の3要素をそれぞれ選択した状態で、Command(Ctrl)+A を押してキャンバス全体を選択します。
続いて、生成塗りつぶしの外部モデルとして 「Gemini 2.5 Flash Image」 を選択し、プロンプト欄に「右側の女性が車に乗り、正面方向へ走行しているシーン」と入力します。

すると、選択範囲内の構成要素をもとに、女性が実際に車へ乗り込み、前方へ走行するダイナミックなシーンが自動生成されました(凄すぎ)。ポーズの整合性や背景との馴染み方も外部モデルならではの自然さがあり、ワンステップで大幅なレイアウト変更が可能になります。

■ まとめ

Photoshop2026は、これまでの進化とは一線を画し、
より直感的で、より高速で、よりクリエイティブの自由度を広げてくれるアップデートでした!
日々の制作フローに直結する機能ばかりで、デザイナーにとって大きな武器になるはずです。
今後のアップデートも含め、クリエイティブの可能性はさらに広がっていきそうですね!

アーカイブ

資料ダウンロード 制作依頼・ご相談
イメージ:制作依頼・ご相談
イメージ:制作依頼・ご相談