チームで活用ファイル管理
ホームページを作る際、htmlや画像など様々なデータが存在します。一人で作業する場合は気になりませんが、チームで作業する場合ファイルを共有したり、管理する必要があります。今回は、弊社で利用しているファイルの共有・管理についてお話したいと思います。大きく2つあります。Git(弊社ではBitbucketを使っています。)とDropBoxです。
メインは Dropboxを使っています。自動同期で保存した瞬間から同期が始まります。物臭には大変ありがたいサービスですが、使っているといくつか欠点が見えてきました。
- 対象のフォルダ内を同期するため誤ってリネームや削除してしまった場合、さっと直しても時すでに遅しで、同期に大変時間がかかる。
- 複数人で作業していると競合コピーが鬼のように増えてる。気がつけば数十ファイル存在することもあり、削除作業も手間のかかる作業となり効率的悪くなる。(競合ファイルもしっかり共有してくれる)
- バージョン管理がわかりにくい。ちょっと前のバージョンに戻したい時にDropboxは保存履歴からの復旧になるため、こまめに保存していると履歴数が増え戻したいバージョンがどれなのか探すのに苦労する。また、変更した内容が視覚的にわからないため確認するのにも時間がかかる。
以上の3点が、すごく気になっています。
そこで、登場するのがGitです。ただ、GitはCUI(キャラクラー・ユーザー・インターフェース)なのが難点で、黒い画面でコマンドを打って使うちょっと毛嫌いするようなシステムになっています。
しかし安心してください。
GitにはGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)で利用できるアプリが多数あります。弊社では、SourceTreeを使っています。
Git(Bitbucket)を使うことによって上記の3つの点が克服されます。
- ローカルで作業して、完了後にリモートにアップするので間違えてリネームや削除しても楽に回復できる。
- 1つ目と同じようにローカルからリモートへという流れで、Gitが変更した部分を管理してくれるため競合コピーができることはない。
- SourceTreeを使うことによって誰がいつどの部分を追加・変更・削除したのかが分かりやすく用事されているのでバージョンを戻すこともラク。
作業規模にもよりますが、社内社外関係なく複数人で作業していく場合、Gitを使うと管理が楽になると思いますので是非導入を検討ください。
コミットとプッシュを忘れると意味がないので、利用の際は要注意。
参考
DropBox
https://www.dropbox.com/ja/
Gitサービス
Bitbucket
https://www.atlassian.com/ja/software/bitbucket
GitHub
https://ja.wikipedia.org/wiki/GitHub
SourceTree
https://www.sourcetreeapp.com/