アップデートで3D表現が可能に【Adobe XD】
こんにちは、澤田です。
2020年10月に開催されたAdobe MAXで興味深いアップデートが発表されていたので、少し時間はあきましたが今回はそれを紹介しようと思います。
3D変形機能
新たなアップデートで、XD上でのオブジェクトの3D変形が可能になりました。
オブジェクトを拡大・縮小させたり回転させたりするだけでなく、「奥行き」の表現が可能になり、XDのみでできるデザインの幅が大きく広がりました。
それでは、実際に使ってみます。
リピートグリッドやコンポーネントの下に、変形の設定を決められる部分があります。そこに立方体のアイコンがあるので、オブジェクトを選択した状態でそれをクリックしましょう。
すると、オブジェクト上に画像のようなマークが現れます。
これを操作することで、該当のオブジェクトの回転や奥行きを設定できます。
機能のことをより知りたい
それではこれがデザイン制作上どのように使用できる機能なのかという話ですが、以下のリンクからダウンロードできるサンプルファイルがとても参考になります。
https://letsxd.com/3d-transforms
3D変形機能を駆使し、カードがフリップするような動きや、アプリの奥行きある挙動が表現されています。
私は開いた時にPCが若干重たくなってしまったのですが、挙動はしっかり確認することができました。つい、「おお…」と声が出てしまうような、違和感の全くない動きです。
XDの進化にも負けぬよう、自分のデザインスキルもアップデートを図っていかねばですね。
ご興味がある方はダウンロードをして実際に触ってみてください!