言葉の裏にある心理
「文章を見れば相談者の方が本当に抱えていることがわかります」
この発言はとあるコンサルタントの方が発した言葉です。
文章には人柄や思考などが現れやすい傾向にあるからとのこと。
今回は「言葉の裏にある心理」というテーマでお話したいと思います。
言葉の裏にある心理とは
人には人の価値観や思考の癖などがあり、それがときとして言葉で表現されることがあります。
言葉の引き出しの数や語彙力も関係してきますが、少なくともその人の感情が言葉にはのっているはず。
他人との言語コミュニケーションにおいては、なぜそのような言葉を選んだのか、なぜこのような言い方をしているのか、という心理に目を向けることが大事です。
言葉の裏にある心理に目を向けてみると、「実はこうしてほしい」という相手の願望があったりします。
特に文章でのやりとりになると、言わなくてもわかるよねだったり、ストレートには言えないからとりあえずこんな風に言っておこうだったり。
対面のコミュニケーションに比べて感情の部分がわかりにくいため、意識して文章(言葉)を読むようにしなければ、場合によってはトラブルに発展する可能性もあります。
わたしはお客さまからお話をお伺いして、ウェブサイトのご提案をさせていただいているので、初回のヒアリングの際はいろいろとお話を聞かせていただいています。
それでも限られた時間の中でお客さまのすべてを理解するのは難しいため、相手の言葉に耳を傾けて本当に伝えたいことは何なのかを認識するようにしています。
お客さまにいい提案ができるかどうかの鍵を握るのは、ヒアリングだと言っても過言ではないため、
これからも言葉の裏にある心理に目を向けたいと思います。