カスタマージャーニーで施策する
新しいホームページの制作にも、改善にも、必ず頭を悩ませるところと言えば、
誰に・なにを・どこを・どうするべきか、といった施策ポイントの洗い出しではないでしょうか。
以前ペルソナについて書いたことがあるのですが、
今回はそのペルソナをさらにマーケティングに生かすることとができる「カスタマージャーニー」について書いていこうと思います。
カスタマージャーニーとは
カスタマージャーを直訳すると「顧客の旅行」
どういうこと?という感じですが、噛み砕いていきます。
顧客はホームページを見に来たユーザー、
旅行はおでかけではなく、サービスへの問い合わせや商品購入までのユーザーの心理・行動プロセスのこと。
つまり、ユーザーがどんなきっかけでホームページを知り、どういう想いを経て、問い合わせや購入に至るのか、
そして、その流れを「カスタマージャーニーマップ」という形で可視化することで、
どこでどんな施策をすると効果的なのか、ということを考えるヒントになります。
ユーザーを知るって、何を…?
ユーザーを知ることが大切なのはわかった!
こういうユーザーが、こういうタイミングで、何を見ている、だけではだめなの?と思いませんか。
私が思ったんです、はい…。
カスタマージャーニーの特徴は、会社や商品、サービスに対して無関心の状態から考えるところにあると思います。
来てくれたユーザーのそのきっかけに焦点を当て、理解を深めることは、新たなユーザーの開拓につながると想定できます。
なにも対策を施さない状態で来てくれたユーザーを囲い込む施策はもちろんですが、
さらにその前の段階のユーザー心理を考え、誘導できるような施策を立てることで、
ホームページをさらに効果的な集客ツールにしていくことも可能になります。
それぞれにあったマーケティングが大事
この業界だから…という考えは誰しも持ちがちではないでしょうか。
業界理解はとても重要なポイントですが、自社のお客様と商品・サービスに合わせた施策に取り組むことで
他社と差をつけた、ユーザーに選ばれるホームページに育てていくことができます。
カスタマージャーニーは常にユーザーを意識したマーケティングの重要なアイデアとなりそうです。