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いまさらながら言わせていただくSEO対策の話

2020.03.26 : Semba Hideki
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みなさん、いざホームページ制作を考える時、どのようなホームページにしたいと考えるでしょうか。
デザインがかっこいいホームページ?バンバン集客ができるホームページ?売上がガンガン上がるホームページでしょうか。

弊社がホームページ制作の相談を受ける際にかなりの割合で出現するキーワード。そう、それが「SEO対策(Search Engine Optimization)」。「SEOに強いホームページが作りたい」「御社にSEO対策はお願いできるのでしょうか?」などなど…

SEO対策というと、昔から都市伝説的な噂話が都市伝説的に語られたり、SEOスパムなる手法が登場してそれに対抗するために検索のアルゴリズムが変更されていたちごっこになったりと、Googleが検索エンジンの仕様を公開していないことなども相まって不確かな情報を元に色々とご意見をいただくこともあり、なかなかお答えに苦慮することが多い質問です。

それはみなさん、検索エンジンのトップに表示されて、ガンガンアクセスされて、電話が鳴り止まなくなるくらいのホームページができればそれに越したことはありません。しかし、多くの方が経験している通り、ことはそううまくは行きません。

そもそもホームページを制作したりリニューアルしただけで検索エンジンの1ページ目に表示されるなんて、そんなこと現実的に考えれば限りなく不可能に近いことくらい普通に考えれば分かりそうなものなのですが、ホームページ納品後に「なぜ上位表示されていないんだ!」というようなご指摘をいただくことも稀にあります。

そこで今回は、弊社が考えるSEOとその対策方法をご紹介したいと思います。

そもそもSEO対策というのは効果があるのか?

まずはこの問題。「そもそもSEO対策というのは効果があるものなのか?」これはなかなか難しい問題ですが、ある意味「いいえ」とも言えますし「は」とも言えます。

まず「SEO対策が効果がない」ということですが、これは世で言う所謂「SEO対策」ということが効果があまりないのではないか、ということになります。

「キーワードに入れるキーワードは◯個まで」や、キーワード出現率、相互リンクなど、昔から言われているテクニカルなSEO対策はしなくてもよい、考えて調整してもほぼ影響がないと考えています。

そもそもGoogleは2009年の段階で「キーワードは無視する」ということを公式に発表しています。

しかしながら、未だにキーワードのことを気にされるクライアントも跡を絶たず、未だに「キーワードっていくつまで入れられるんですか?」という質問を受けることも…ただ完全に削除してしまうのも忍びない(なんとなく不安な)ので、一応念の為に入れるようにしている、という程度です。

キーワード出現率に関しても、自然な形の文章で適度に大事なキーワードが本文に含まれていれば、そこまで気にすることはないと考えています。逆に意識しすぎて日本語としておかしくなる方が問題です。

相互リンクについては、一般にも大分浸透してきたように思いますが、やたらめったら関係ないところと相互することに意味がない(逆に評価が下がる原因となる可能性もある)ことは、かなり前から知られている事実です。

逆に「SEO対策は効果がある」とする理由としては、上記のようなテクニカルな対策ではなく、本当に閲覧者に意味のある、充実したホームページにしていくというのはSEO対策としてかなり効果があるということは、Googleのそもそもの思想から考えても、至極当然なことだと考えています。

Googleは閲覧者が求めていない情報は極力排除し、閲覧者に有用な情報を検索エンジンの上位に表示しようとしています。それはメタキーワードにどんなキーワードがいくつ入っていてキーワードの出現率が何%、ということではなく、いかに閲覧者の役に立つ情報が沢山そのホームページに含まれているのか、ということを基準にして順位を決定しているのです。

「閲覧者の必要とする情報を上位表示する」そのために日々検索エンジンのアルゴリズムは変化しています。上記のようなテクニカルなSEOは、その意味でいうと「排除される」手法となってしまっています。
その意味では、上記の「相互リンク」については少し違っていて、本当に関連性のある、閲覧者から見てより深く情報を得られる相互リンクであれば、それはもうジャンジャン貼って良いということになると思います。

で、結局どんなSEO対策が良いの?

上記を踏まえて考えると、ホームページ初期に出来る最低限のテクニカルなSEO対策(タイトルタグや見出しタグ、文書構造の最適化などの調整)は当然として、本当に大事なのは「ホームページを公開してからいかに閲覧者が必要としている情報をより良い形で継続的に提供できるかに尽きる」という結論になります。

いくらきれいなホームページを作って、適度に関連するキーワードを入れて、相互リンクも貼って…としたとしても、日々更新されるウェブの世界でいつまでも公開した状態のままではホームページは死んでいるも同然。検索エンジンは更新頻度も見ていると言われています。なぜなら「更新されている=新しい情報が追加されているホームページ」だからです。

更新、コンテンツを追加する方法はどのような形でも良いと思いますが、サイト内リンクの効率化などを考えると、CMSでコンテンツを追加するのが手軽で効率的でしょう。どのようなCMSを選択するかは色々ご意見もあるところだと思いますのでまた後日。
もちろん、手作業で静的ページを追加するのもオッケーです。

最善のSEO対策とは、閲覧者にとって有益だと思われる情報を日々粛々と更新していくことなのです。アクセス解析を参考に、必要とされているコンテンツを探してみるのも良いでしょう。気合を入れて書いた記事がなぜ離脱ページになっているのか涙を流しながら考察するのも良いでしょう。

とにかく、閲覧者に有益だと思われる情報を日々更新していく。筋トレやダイエットと同じ。頻度はそれほど多くなくてもよいのです。とにかく続けることが大事、まさに「継続は力なり!」なのです。

「そういえばホームページ作ったは良いけど全然集客につながってないな。ホームページ制作会社に騙されたかな。」とか考えているそこのあなた!

そう考える前に、あなたの制作したホームページは日々更新されていますか?常に新しく、お客様が必要としている情報を掲載していますか?いちばん大事なそのことを、忘れているのではありませんか?
今一度、自社のホームページが現在どの様になっているのか、更新していないのならばなぜ更新出来ていないのか、どうすれば更新することが出来るのかを、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

いろいろ考えても答えが出ない、そもそも考えている時間がない、というあなた!

以上色々とSEO対策について書いてきましたが、そうは言ってもよくわからないし、そもそもホームページの更新に割く時間がないよ、という経営者の方、ウェブ担当者の方も多いことでしょう。

そんな方はぜひ弊社のホームページ更新サービス「Website Driver」をご検討ください。

時間がないあなたのために、ホームページの更新業務や、どうすれば集客できるのか、どうすればホームページをより利用できるのかということを一緒に考えさせていただくサービスとなっています。

良いホームページは、そのまま良いSEO対策が出来たホームページになります。是非今回の記事を参考に、あなたのホームページをあなたのビジネスにお役立てください。

リンク:ウェブサイトドライバー

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