Facebook広告におけるiOS 14の変更の影響について

ずっと気になっていたFacebook広告のリソースセンターにあるメッセージ「iOS 14での変更に対応する」を調べてみました。

Facebook広告の広告マネージャで気になるこちらのメッセージ…何やら対処しないと広告に影響がでるよ、という感じです。

このメッセージの「詳しくはこちら」にリンクすると詳しく書いてくれているのですが、iPhoneやiPad、iPod touch向けにリリースされたiOS 14関連の変更によって広告の配信や成果に影響するかもしれないというお話でした。

iPhoneなどを使ってアプリなどを使用していると「〇〇〇が他社が所有するAppやWebサイトを横断してあなたを追跡する許可を求めています」というようなポップアップが表示されることがあると思います。
このポップアップでは「Appにトラッキングしないよう要求」か「許可」を選択するようように求められるのですが、この選択が広告に影響するかもしれないから対処してください、というFacebook広告からのメッセージな訳です。
Facebook広告は具体的な影響についてこちらで発信しています。

AppleのiOS 14リリースが広告やレポートに及ぼしうる影響 https://www.facebook.com/business/help/331612538028890?id=428636648170202

iOS 14ではユーザーのプライバシー保護機能の強化が図られており、ユーザーはより安心してアプリなどを利用できるようになったので、ユーザーの立場からすると使いやすく、安心した利用ができるようになって頼もしい強化機能です。
一方で、制作側や広告管理側からすると、ユーザーの行動やアクションなどが計測しにくくなるため、課題の洗い出しや対処が難航しそうです…。コンバージョンイベントで最適化されていた広告は配信やレポートに影響が出てきてしまうため早急な対処が必要となります。

日々移り変わるウェブ事情…広告事情…置いて行かれないように最新情報を追いかけたいと思います。
いつもの管理画面で見たことのないメッセージが出た…など、日々の運用でお困りの際はご相談くださいませ。